ゲレーロJr.が14年5億ドルでブルージェイズ残留 大型契約でFA流出回避

一時はFA流出濃厚とみられていたゲレーロJr.だが、一転して残留が決まった。(C)Getty Images

 MLBの勢力図に影響を及ぼす可能性のある大型契約成立のニュースが飛び込んできた。 【動画】リーグ2位の打率を記録してシルバースラッガー受賞! ゲレーロJr.の2024年ハイライト集  4月6日(現地)夜、ブルージェイズの主砲ブラディミール・ゲレーロJr.が14年5億ドルの延長契約に合意した、とアメリカのメディアが一斉に報じた。  殿堂入り名選手を父に持つサラブレッドとして2019年に20歳でデビューしたゲレーロJr.は21年に48本塁打を放ってタイトルを獲得、MVP投票で2位に入るなど若きスーパースターとして台頭。昨季はリーグ2位の打率.323、4位のOPS.940を記録して2度目のシルバースラッガー賞を受賞した。  25年シーズン後にFAとなることから最近は去就も注目を集めていた。だが、ブルージェイズとの契約延長交渉は難航し、ゲレーロJr.は今年のスプリング・トレーニング初日にシーズン終了までの交渉凍結を宣言。このままFAで流出するか、あるいはチーム成績によっては夏のデッドライン・トレードで放出される可能性が取り沙汰されていた。  契約合意が発表される直前の4日のメッツ戦では、本来なら敵チームの主砲としてブーイングを浴びるはずなのにニューヨークファンから拍手を受ける異例な光景もあった。これはメッツが以前から彼のお目当て球団と見られていたためだ。  しかし表向き「交渉凍結」としながらも双方は水面下で協議継続。ESPN報道によれば当初約5000万ドルの提示差があったものを見事解消し、「球界最激戦区」ア・リーグ東地区での競争力を維持する意思を示した形だ。

構成●SLUGGER編集部

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